未来をちょっと考える
12月28日です。はやいなー。
明日から東京です。1年を振り返ることになるんだろうなあ。
今年は11月~12月にかけてたくさん振り返りをしました。
付き合ってくれた皆さん、ありがとう。
それでも、一回一回の振り返りは違うものになっていくというか、1週間もたてば考えてることなんてかわるんだなあって感じ。
12月後半、かな。なんだかまたちょっと焦り始めました。
わたし、これやってていいんだっけ。
これ、やるべきことなのかな?とか
うっわ、私のできることってほんとうにない…ホームページも作れないしデザインもできないしコンサルもできないし料理もできないしものづくりもできないし農業支援もできない…
と思ったりとか。
信じたいな、と思える未来像が浮かぶと人はモチベーションがあがると思っているので、少し未来のことを考えているので、整理しようかなと思います。
今私はしごとで、ざーーーっくりいうと新潟県内の地域支援(うーむ、良い言い方ないかしら)を、インターンやらセミナーやら主に「人を呼ぶ」というやり方でやっているわけです。
しかも、専門家ではなく「素人」を呼ぶ。
たぶん、今までそのコミュニティに居なかった人が居るというだけで、実はすごく何かを変えていて、
空気感なのかなんなのかはわからないのだけど、
一次産業や伝統産業のような昔から継がれてきたものには、「現代にとっての価値」を常に考えて行かなきゃいけないと思うのだけど、
そのときにそこの空気に溶け込みすぎてしまった人だけではなかなか「現代にとっての価値」を確かめたり生み出したりするのって難しいと思うのです。
だから「新しい空気」を持ってくるというだけで役目ははたしていると思っていて。
もちろん「ポジティブな空気」である方がいいのだけど。
本当はそれ以上になにもいらないのかもしれません。
ただ受け入れ先に連れてくるだけでは価値を証明できないから、プロジェクトをやったりするわけです。(もちろんプロジェクト自体にも価値はあるんだけどね、というかプロジェクトをやることで「良い空気」を外から来る人が持てるような感じかな)
今、地域はどんどん変わっていて
いや、昔からずーーっと変わり続けてきたただなかに「今」があるだけなのかもしれませんが
数十年くらい建っていた建物が、
数十年くらい農業がされていた場所が、
数年くらい活動している団体が
数年くらい開いているお店が
あっ!というまに誰にも使われなくなることも自然にある。
その中で、何ができるんだろう、と考える。
でもきっと、将来できるかもしれない私の子供がおとなになるくらいまでには残っているものもたくさんあって、
というか残せるものもきっとたくさんあって、
これからもまだまだできるであろう大切な人たちに、
まだ残っている価値のあるものを、はい、と手渡したいだけなのかもしれない。
そして、物は消えてなくなる可能性もあるけれど、「五感で感じた体験」と「関係性」はそれを覚えている人が居る限り、価値がむしろどんどん膨らむ可能性もあるもの。
ああ、その二つが売りたいんだろうなー、イナカレッジは。
そしてそれを創る手段として、「一緒になにかやる」があるんだろうな。
でもまだわからないのは、地域でやる理由だね。
理由は分かっているんだけど、言語化できないなあ。なかなか。
今日は全然言葉が出てこない。事務所だからかな。
「個の色をもっているもの」に来年はもっと囲まれたいな。
(家の前で野菜をもらった時の写真。)