読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おかかとこんぶ

東京と新潟を行ったり来たり。読んで、食べて、話して生きる日々と考えたこと。23歳。

木の香り、キノコ、旅。

2016年10月10日のブログ*

 

岡山県西粟倉村に行ってきました。
ずっと行きたかった西粟倉村。
先輩とその友達と3人で、行ってきました。

時は1年ほど前。
大学1年の頃から、大学は違うけれど学生団体きっかけで出会い、その後も興味のあるものが似ていて一緒に農家に行ったりごはんに行ったりした大好きな友達が、
新卒で岡山の小さな村で働くというのです。

そりゃあ、びっくり。ほんと、びっくり。
この友達の他にも何人もの知り合いが行ったり働いたりしている有名な村だったけれど、
そこにえいやっと飛び込んでいく友達を、尊敬と羨望のまなざしで見たのを覚えています。

なんというか、違うタイプかもしれないけれど、それぞれがそれぞれの地で楽しく生きているのはたまに確認したくなるような、そんな友達。

だから、ずっと遊びに行く機会をうかがっていました。
そんな時声をかけてくれたのが、東京でハックツをしている宮本あかりさん。
西粟倉村に別の友達がいるそうで、一緒に行かない?と言ってくれました。

自分だけじゃ腰が重かった私はその誘いに飛び乗り、
この良い時期に西粟倉に行くことができました。

西粟倉村は、山に囲まれた谷あいの村でした。
岡山県なのに兵庫や鳥取との県境が近いから、晴れより曇りが多いそう。
今回は運良く比較的晴れていましたが。

あかりさんの友達である、西粟倉村で自ら獲って調理するジビエ料理で起業を志す松原さんが3日間たっぷりアテンドしてくれました。なんて優しい;_;

思い出すと木と葉っぱと川の香りがしてきそうな、そんな旅だったなぁ。
キノコ選別、自然薯探し(なかったけど)、温泉、鹿肉とさんまとキノコ汁の夜ごはん、蔵で飲み会、ゆったり寝坊、原生林歩き、たたら場跡でもののけ姫ごっこ、パン屋タルマーリー、オオサンショウウオ探し(いなかったけど)、帽子屋、元湯、夜のダルが峰でチャイとホットワインと星空、しいたけ農園見学、ベルピエール自然公園で絶景昼ごはん、カナクソチャレンジ笑。

全部、始めから計画していたわけではないもの。でも松原さんの、力み過ぎないけど優しさのあるアテンドのおかげで、ずいぶん楽しませてもらいました。

あれ、そういえば初日キノコの選別して、最後の日も広いしいたけ農園にお邪魔してる。キノコに始まりキノコに終わってますね。

初日のキノコ選別は、たまたま松原さんがやらなきゃいけないことを手伝ったんだけど、
森でとったたくさんのキノコを
食べられるもの、食べられないものに
図鑑とスマホを見ながら分けてく作業。

キノコの種類なんて、スーパーに並んでるものしか知らない私は、
最初見たこともないキノコにびびってましたが、
最終日にはホコリタケを見つけてホコリを出すのにハマるくらいになりました。
たくさん種類があって、特徴や食べ方を読んでいると、すごく面白い。
めっちゃ覚えたくなりました。だって覚えたらおぼえただけキノコ採り楽しくなりそうだし。
こういう純粋に覚えたい!ってなる体験が一番脳に記憶させるよね。
そりゃあ教科書流し読みじゃ覚えないですよ。
夜みんなで食べてお腹痛くならなかったので、たぶん選別は上出来でしたよね。うん。

西粟倉村は、どうしてもいろんな記事を見ると全員がすごくセンスがよくてスマートでやる気満々で…ってイメージを持ってしまっていたけれど、
当たり前だけど移住して起業したりしようとしている人たちは、それぞれ色やタイプが違って、
なんというか「好きな生き方を選べる地域」っていう感じがしました。
別に他の地域が選びづらいってわけではないんだけども、
特に皆さんのびのびと好きな人と好きな場所やフィールドで好きなことをして生きている感じがしたなぁ。
それは、やっぱり受け入れられるしくみがあるからなんだろうね。
それは今の感想ってだけで、
まだ西粟倉のこと自体は全然分からない感があるのも、知らない地域を見てきた新鮮さとして、良い。

元湯でお茶を飲みながら話した若葉が、
大変なこともありつつも、良い人に囲まれて過ごしていることが分かって、とりあえず満足。

わたしやっぱり、山と美味しいもの好きだなぁ、も確認できて満足。

ちょこちょこ、あかりさんやちかさんや松原さんとも真面目だったりふざけた話ができて、満足。

良い旅でした。良い旅は日常では満たせない何かを満たしてくれます。
お世話になった皆さん、ありがとうございました。

さあ、ツルハシブックス閉店まで1ヶ月を切りました。
がんばろ。たのしも。