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おかかとこんぶ

東京と新潟を行ったり来たり。読んで、食べて、話して生きる日々と考えたこと。23歳。

感性のまかせるままに。(前編)

2016年6月25日のブログ*

 

先日の新潟帰り(東京よりも新潟のホーム感がすごいので、帰るといってしまう)は、なんだかすごく満たされました。

たった2日とちょっとしかいなかったのだけど、本当に腹いっぱい胸いっぱい満たされたなあ。

 

いろいろ理由はあるけれど、確実にそのひとつなのが、この2日間で出会った5人の小学生です。

まずは、内野小学校5年生2人と3年生一人の3人組。飯塚商店の、外に面したところでご飯を食べていたら、たまたま道を歩いてきたのです。

「ごはん、食べてく?」

「えっ・・・いいんですか」「あっでもごはん好きで」

はじめは恐る恐る入ってきた3人。靴を脱いで張ったばかりの板の上に座るのが気持ちよかったのか、なんとなく和んだ雰囲気がよかったのか、しばらくしてすぐに本来の無邪気さを出し始めました。

ちょうどそのときは、ご飯の食べ比べをしていたんですね。だから、同じように残っていたご飯を食べ比べてもらいました。

その3人のおいしそうに食べる顔の幸せなこと。

それを見る私たち全員を心の底から幸せにしてくれる笑顔でした。

「私こっちが好きー!」

「私の妹が3年生でね・・・」

「大学生なの?すごーい!」

思い思いにしゃべる3人がかわいくてかわいくて、思わずにやにやむふむふしてしまう私とさくらちゃん。

ごはんのあとは、飯塚さんに奥の米蔵を見せてもらいました。

3人に精米の様子を見せる飯塚さんの表情のまた良いこと・・・!

飯塚さんに教わったことを私に教えようとする女の子の素直なこと・・・!

今日のこの空間の幸福度はなんなんでしょう。全く言葉にできないですが、とにかく幸せな空間でした。

きっとこの子達にとって、自分たちが住んでいる町の中に、しかも何気なくいつも通りな顔をしてそこにあるお店に、

こんな楽しい世界への扉が隠れているなんて知らなかったでしょう。

いやあ、商店街がこんなふうに突然学校に変わったら楽しいに決まってる。

 

「ごはんタダでもらっちゃったから、夏休み改装手伝いに来るね。」

最後に女の子に耳打ちされた私がもう本当に嬉しくなってしまったのは、言わなくてもわかりますね(笑)

ひとつ、こんな景色を見たかったのかもしれない。この瞬間を迎えるためにやってきたのかもしれない。

たぶんさくらちゃんもそんなことを思っていたような気がします。

ああ、やっててよかった。

(このあとの話はつづきにて)