おかかとこんぶ

社会人と長岡生活3年目。変化し続ける私をとりあえずはことばで残す。そのうちにはことば以外でも残したい。

こじれ心の処方箋

なんと、1月一回もブログ書かなかった…Twitterでは日々気づきを言葉にしてはいるのですが。

連載をやっていたのもあるかもしれませんね。という言い訳。

 

さて、2月半ば。今年は去年の辛さがうそのような、雪の少ない年です。

去年の今頃は毎日車を出すのが怖くて、水道も凍るし毎週、「今週はどうなることやら…」と思っていました。

でもシェアハウスのメンバーたちが一緒だったから寂しくはなかったけどね。

 

今は、シェアハウスにイナカレッジでインターンをしている舞夏ちゃんが住んでいます。前から友達だったのですが、夜な夜ないろんな話をしたり一緒に行動するのは初めて。

就活前の舞夏は、いろいろな人と会って仕事の話を聞いたり自分を掘り下げたりすることもひとつの目的で、「自分を失わずに仕事ってどうやって見つけるのがいいかなー」みたいなことを話してもいます。

そんな舞夏が振り返ったひとつの自分の姿が「人と比べてしまう」ということ。

そして、「承認欲求がある」ということ。

すごく、よくわかる。少し前の私を見ているみたいです。

 

他人からの目を気にすることの度が過ぎると、自分のゾーンを守りすぎる方向に走る。

ようは、良い方へも悪い方へも「自分はこう」というイメージを固定して、「自分と違うもの」は排除し、「自分と同じもの」の中で生きようとする。

この状態をある言い方では、「こじれる」と言っている気がする。

「こじれ心」自体は嫌いではない。とてもリアルで、誰の心の中にも少しはあるものだと思うから。その存在を理解していない人は、世の中のドラマや映画もつまらなく映ると思う。

 

「承認欲求」も「こじれ心」と近いところにある。けれど少しこじれ心より素直になっているかな。「誰かに愛してほしい」と自分の欲求に気づいている時点で、少し素直。

この、「素直になる」ことの大切さが、頭ではわかるけれどなかなか難しい。すぐに人はかっこつけたくなるし、隠したくなるから。

こじれた男子は早く素直になることの大事さに気づかないとやばいらしい。笑

(詳しくは若林の「ナナメの夕暮れ」読んでほしい。おすすめ。あと朝井リョウの「何者」もか)

どうしたら素直になれるだろう。素直になれ、と言われたらなれるものではない。

あの、ひとり暮らしアパートで仕事で疲れてSNSキラキラしてるから目をそむけて予定がなくて動画見ちゃうみたいな、鬱々とした感情を、どうしたら少しでも「素直な」エネルギーにできるだろう。

(もちろんできないときがあってもいいんだけど、3回に1回くらいはそうなっておかないといつか本当に煮詰まる気がする)

 

その方法は、一時的なものと長期的なものの2つあるんじゃないかと思うのだ。

 

1.一時的な処方箋

 

まず、鬱々とした気持ちを一時的に直すには、変な心の消耗をせずに自分を「癒す」ことが大事だと思う。

誰かじゃなくて、自分に集中する。それも、自分の能力とか感情とかそういう部分じゃなくて、自分が今まさにやることや五感で感じていることに集中する。

たぶん、恋愛系のことを考えるのはちょっと危ない。笑 居酒屋や女子会、意識高いイベントも危ない。(それ行けたら逆にもう素直にはなれてるか)

坂口恭平さんが最近出した「cook」という本はひとつヒントになると思う。

料理は鬱に効く。と言っている本だ。

たしかに、ちょっと疲れているけど一品でいいから、あるものでいいから料理をしてみると、できあがって食べる頃にはなんだかちょっと自分がプラスのエネルギーで満ちている。

これは私もこの2年間で痛感している気がする。

あとは、好きな映画、詩集、温泉、展示、裁縫、手紙を書く…そういう、ただ消耗するものではない私の好きなもので自分を取り巻く。

たぶん、走る!とか泳ぐ!とかもいいんだろうね。散歩も、めちゃくちゃいい。

自分にとって、最後にはなんだかちょっとすっきりすることを具体的に覚えておくのが、自分という一生一緒にいる存在をうまく操縦するコツなんじゃないかと思う。

もちろん時期や年齢によっても違うとは思いますが。

2.長期的な処方箋

一個目の話がだいぶサラリーマンの夜の過ごし方みたいになってしまったけど、元々就活前の大学生の話だったんでした。

長期的に、こじれ心に効くのはなにか。

それは、「自分のお客さん」を見つけることだと思う。

 

また抽象的な…とか、難しい…と思うことかもしれませんが。

でもようは、〇リーズがコーヒーを頼んでくれるお客さんのことを考えずにド〇ールより上にいこう!と競ってしまうのと同じ。

私が「なにかしたいな」と思える相手に、なにかを届けようとすること。その行為は本当に長期的な処方箋だと思う。

お客さんはどこにいるか。まずは、自分の過去を振り返ること。

自分が救われたと思う経験や、力になれたと思った経験などを思い返してみると、

「一人暮らしの大学生に暮らしの楽しみ方を届けたい」とか

「子育て中のお母さんにチャレンジの場を届けたい」とか

「旅行する人にもっと楽しむ選択肢を増やしたい」とか

最後にはそんなふうになる種が見つかる(ときもある)。

今の自分のお客さんが一人でも見つかると、不思議とあんまり他の人と比べなくなってきたりする。他の人は他の人のお客さんがいるし、自分が見るべきは自分のお客さんのことだよなーと思う。

 

ちなみに、「承認欲求」タイプの人は、愛されていると勘違いする術を見に着けるか、田舎にいっていっぱいおばあちゃんたちに優しくされるのがおすすめです。笑

 

 

 

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