日記を共有するー具体的で小さなことの記録ー
しばらく遠くにいってしまった大切な友人と、日記というか週に1回振り返りを共有している。
LINEのグループで、ノートにつらつらと挙げるだけ。
日付とざっくりしたカテゴリーと、箇条書きの「ふりかえり日記」。
期間も、挙げる日もきまぐれ。お互いのノートへのコメントもきまぐれ。
そんな日記共有を、はじめた。
これが、とてもいい。
みんなやるといいんじゃないかと思う。まわりでやってくれそうな人をつかまえて。
私はしごとでも週報を書いているけれど、やはりこちらはしごとなので、「共有する必要があること」のみを書いている。
この案件はこんな感じで進んでいて、ここがよかった、ここが悪かった、など。
日記の方は違う。
基本は自分のために書いている。
1週間で起こった、思った、「忘れたくないこと」「生活の中の小さなこと」を書いている。
例えば先週はこんなかんじ。
・坂元祐二のmotherを見終わった・・・最高な結末。泣きつかれた。2人が離れても生きていけるためにしたことは、「好きなものを数えていくこと」。
・けものになれない女たちも1回見た。がっきーかわいい・・・松田龍平いいな
・m-1も観た。動画みすぎ笑 でも生理のときはとことんね、動きたくないし気晴らしにはいいのだ。 ジャルジャル、あいかわらず楽しそうで大好き
・隆一さんがくれた鹿肉のローストとあんたやのワインが美味しかった。
・なめことヒラタケを消費する1週間。ヒラタケはバターいため、なめこは味噌汁。
・マルカクの味噌を野呂さんくれた。うれしい、ほしかった
・夜、原信まで歩こうと思った日に限って雨ふってくる
・喫茶店ミチルが好き。ランチはひとりで喫茶店にいくとリセットできる。
・商店街の猫がサンタの首輪してた。かわいすぎた
・いけとと愛子ちゃんと本ミーティング。いいキーワードがたくさん出てたのしい
意識していることは、「できるだけ具体的で小さなことを書く」「自分の気持ちを書く」のふたつ。
なぜそれを意識しているかというと、私自身がそれを忘れてしまうから。
本当に自分が大事にしたい、自分をつくっているものは、キャリアにおける大きな決断でも恋愛の事件でも自己実現と結びつく出会いでもなくて(いやそれも大きいとは思いますが)、
暮らしや自然に根差した日々の小さくて身近なことだと思っているのに、わかっているのに、
私はそれはすぐに忘れてしまう。どうしても忘れっぽいのです。
だから、書いておきたい、少しでも。
誕生日にさくらちゃんにもらった日々の小さなごきげんを書く「ごきげんノート」は、100個までたまってきました。
それも一緒。昼寝をする、川を眺める、喫茶店にいく…自分をちょっとだけごきげんにすることを数日おきに書き留める。
こちらも、具体的で小さな、私が忘れたくないことです。
書いて共有するようになると、忘れる頻度は少しずつ減ってきたように思います。
何かのできごとの度に、自分の気持ちを自分に聞くクセも、ついてきたように思います。
そしてなにより、他の人の記録を読むのはとっても楽しい。気持ちを知るのは本当に嬉しい。一緒に生きている気分になります。
自分の日々も、「あー今週はきっとこれを書くな」「これ書いたらなんて思うかな」
と日記を共有していることがじわじわと浸透しているのが分かります。
だから何人もの人の日記を読みたくなる。
あの人ともあの人ともやりたくなります。
ずっと同じ人とじゃなくとも、人生で続けていこうと思うことのひとつです。
たまに書く手紙もそれと同じような効果があるけれど、定期的にやるともっと効果的。
仕事に追われるなーとか
SNS見るといろんな人のきらきらした写真が羨ましくなるなーとか
なぜかあっという間に1か月たって自分何してたんだろうとか思ってしまう人へ、
おすすめです。ごきげんノートだけでもぜひ、やってみてほしいなー。
(最近のごきげん、ひたすら大根を抜いた)
追記>>
れらちゃんにごきげんノートのことを話したら、こんな投稿してくれていました~