目の前に集中する
あっという間に11月。もうすぐ冬がやってきますね…
ここ最近はすごく心穏やか。1日1日を楽しんだり頑張ったりするだけで満足している日々。
もちろん足りないなあと思うこともあるけれど、うまい種まきをしながら、待てている。
さて、Facebookでもシェアしましたが、今年イナカレッジに参加したインターン生の終了レポートにけっこう心打たれています。
特に、前にブログでも書いたこの梶谷麻貴ちゃん。シンプルだけど伝わる、とても良い本当の言葉をつづってくれています。
今目の前にある課題に真剣に悩む姿は、将来やりたいことがあるかないかは無関係に眩しかったです。
今自分に与えられた課題に懸命に取り組んでみる。
そして秘かにやりたいことを探し続けていく。
そうしようと思いました。
この部分に特にやられました…。
今までどちらかというと、私の価値観的には、「自分の感覚を信じられるようになること」にまず一番に重きを置いていて、
世の中の比重的にもそっちを言うべきかなと思ってたのですが、
もう自分の感覚を信じられたまきちゃんの次の気づきは、これだったのだなあと。
将来やりたいことがないままでいい、「目の前のことに懸命に取り組んでみる」こと。
自分を知るのも大事、自分の心地良さや違和感を知るのも大事。でもそのうえで、
目の前の何かに自分をゆだねて、やってみる。集中してみる。
そうして開いていくものがある。軽やかになっていくものがある。
「わたしはそういうのやらない」「そういうのは好きじゃない、合わない」と思って少し距離を置くのは結構楽だ。
そして、ちょっとクセになる。自分の、独自の感覚を守っているような気もする。
そういう時期があってもいい。あと、たまにならいい。けれど、しょっちゅうになるとああこれはちょっと危険だと認識しておこうと私は思った。
なんというか、どんどん閉じてしまう。私から発するオーラが閉じてしまう。
実際に、若くても若くなくても、そういう人はオーラが閉じていることがなんとなく分かる。なんだよそれって感じだけど(笑)
ひねくれている人も、こじれている人も、面白い人は大好きだけど、目の前のことに一生懸命になれない状態がずーーっと続くと、たぶんちょっと不健康な感じになっていくと思う。
別に、仕事じゃなくてもいい、生活でいい。今与えられた仕事、呼ばれたイベント、頼みやお誘い。
もちろん多少選ぶことも必要だけれど、そういうものに素直に答えてみている人はなんだかちょっといい顔をしている気がする。さっきから適当なことばかり言っているけど。
翼と根と。という話をしている人が誰かいた。
その言葉を思い出す。
高い視点を持って物事をとらえること(メタ化、抽象化?、あと遠くのやりたいことを想ったり)が、自分を守ったり気持ちを楽にしたり話を伝わりやすくするのは確かで、その自分も持ちつつ、
目の前のことを一歩一歩頑張る自分もちゃんと居ると、すごく素敵な人間ができていく気がするのだ。なんとも説明しがたいんだけど。
だから、何事も「そういうの」と決めつけないでほしい。自分で開くチャンスを閉ざさないでほしい。
私も今は、「目の前に集中する」をもっとできるようになれたらと思ってます。
そもそも苦手だからね。笑 多動と言われますので。
そんなことを想う11月の頭なのでした。
(そういえばシェアハウスの展示が今週末。実りの秋でシェアハウスは柿と芋でいっぱい)