おかかとこんぶ

新潟にいる人。映画と本と家ごはんが好き。

子育てしてない人が子育てのそばにいること

月に3本はブログ書いてたのに、あっという間に10月の前半が過ぎ去ってもまだ一本も書いてませんでした。あたた。

 

書きたいことは、溜まってますよ。手を動かさんば。

 

長岡に来て半年、いろんな人に会いました。いろんな場にいました。まだまだ少ないけれど。

そんな中で、「将来どこで暮らしたいか」「どんな仕事をしたいか」「どんな暮らしをしたいか」を話したり聞かれたりする機会は結構多くあったのですが、

基本的に半年先くらいまでしかそういうのが浮かばない私は、その場では思いつくことを答えてみるものの、

「いやあ、そんときにならないとわかんないな」

と本心では思ってました。

あとは、「結婚いつしたい?」とか「どんな人と結婚したい?」っていう話題も多いかな。それも同じで、思うところはいろいろあるけれど、強く「こうしたい」っていうのはまだ全然なくて。

今決めることじゃないよなーーと思いながら。そして、これもいいなあれもいいな、と詳しく考えることもそこまでしていない気がします。

 

でもこんなふうに、暮らしや仕事や結婚に関する「こうしたい」はわりとぼんやりあいまいな感じなのですが、最近無性に気になるのは…「子育て」に関する「こうしたい」のこと。

 

子育て、私はどんなところでしたいかなあ。

どんなふうにしたいかなあ。

みんなにとって、どんな子育てが素敵かなあ。

どんな子育てに関わりたいかなあ。

 

ふとした時に結構考えています。

別に、具体的な予定も何もないのですが。(笑)子供ができるかもわからないしね。

 

でも、これを考えている時間はけっこう豊かで良い気持ちです。わくわくもします。

 

なんでこんなこと考えるんだろうなーと思います。

たぶん、「他人の子育て」に触れる機会が多いからだと思います。

他人といっても、知り合いの。どんな人でどんな気持ちで子育てしているかをなんとなく感じる機会が多いのです。私の仕事柄なのか生活柄なのか活動柄なのかわからないけれど。

 

上司、子育てに関わる活動をしている人たち、イベントで会った人、家庭教師をしている親子、…

 

1歳の子でも、小学生中学生でも、子供たちと親たちのコミュニケーションや振る舞いを見るのは、とても面白い。不思議。

自分のまだ知らないページをめくるような感覚です。

自分は子供たちの相手がうまくできるわけでもないし、まだ子供たちとそこまで仲良くなるみたいな経験もないけれど、「目の当たりにしている」だけで、「自分も同じ場にいる」だけでおもしろい。

本当にいろーんな子育てがあって、でもどれもとても尊くて、嬉しくなります。

 

これ、たぶん、(まだ)子育てをしていない大学生、若い社会人はした方が良い経験な気がする。

「子育て」を自然に、力まず、目の当たりにすること。「子育て」が自然にそばにあること。

実は、なかなかないと思います。家と会社の往復だけしていたり、子育て世代向けのイベントや場所は子育て世代しか知らなかったり、入れなかったり。

 

それがなんで良いかは…まだ言語化できないけどね笑

その瞬間が豊かで、なんだか救われる気がするのは確かだけど、

本当は「その後の子育てに影響する!」とか「地域ぐるみで子育てがしたくなる!」とか言いきれればいいのだけど、全然まだ確信ないから言い切れません笑

 

少なくとも、この間出雲崎の梅林でやったイベントで、参加してくれた子供たちがほっとかれても草むらで遊んでるの見て、これはいいなあと思ったし、

やっぱり家族だけじゃなく広い意味で一緒に子育てできる人や環境が側にある状態で子供を育てたいなと思うのでした。

だから自分の子供じゃなくても、誰かの子育てにもかかわってみたいなー。

それだけでも、とっても人生が豊かになる気がする。

そして子供もきっと、いろんな生き方を受け入れられる優しい子になるんじゃないかなー。

 

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