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おかかとこんぶ

東京と新潟を行ったり来たり。読んで、食べて、話して生きる日々と考えたこと。23歳。

止まってみる。

歩け、歩けと言われてきた。

運動しなさいという意味ではない。
正確には、歩け歩けと言われてきたように感じている、だ。

中学の次は高校、高校の次は大学、大学の次は就職、、
「この時期にやるべきこと」を、こなしながら進んできた。

敷かれたレール、という意味ではない。
選択の岐路にはいつも、ちゃんと選択肢もあった。自分で選べた。

選んで進む、選んで進む、人生はその繰り返しだ。
特に否定もしないし、それを変えようとは思わない。
小学校の時には将来のどうなりたいなんて想像もできなかったし、しなくてもよかった。
選んで歩きながらわかっていけばいいんだと、そう思う。
仕事だってなんだって、毎日を、目の前のことを頑張って歩いていくこともとても大事だ。

ただ、「選んで進む」ことと同じように「進むことをいったん止めてみる」という選択肢も並んでいてもいいような気がしている。

止まってみる。立ち止まってみる。
進んでいたものを止めてみる。
結構、止めること自体に労力もいるだろう。ブレーキをかけることはそんなに簡単じゃない。
まわりに多少の迷惑もかけるかもしれない。

それでも、自分の心の奥底から声が聞こえてきたら、
「時間がほしい」とか「本当はこれがやりたい」とか「本当はこの人といたい」とかいう声が聞こえてきたら
止まってみることもオススメする。

例えば、学生や仕事を思い切って一定期間休んでみる。団体やプロジェクトを離れてみる。家族や恋人や友達と離れてみる。

立ち止まり方を知った人は、歩き方もきっと上手になる。歩くのもラクになる。

止まってみる選択をした時に協力してくれるものやサポートしてくれる人は、意外といる。

だから、悩んでいる人は今やっていること、日常の中で大きく時間を使っていることを「いったん止めてみる」という選択肢を心のどこかにおいてほしい。
置くだけでいい。まずは。
別に止めたらどんな効果があるか、なんで止めるのかなんて説明できなくてもいい。

それだけできっとちょっと、ラクになる。
そしてその止めてみることがものすごく魅力的に思えたら、実際に止めてみることもありだ。

止まってみて、やってみたいことをやってみて、もしくは何もしないでみて、
そこでしか見えないものもきっとたくさんある。

長い人生、自分の心の声を聞いて止まったり進んだりしながら過ごしていけたらいいなと思う、ここ最近。