おかかとこんぶ

新潟にいる人。映画と本と家ごはんが好き。

たすけるための技

さて、最近は就職活動も落ち着いて、心身ともに充実した日々を過ごしております。

なんか、日々納得度が高まっていくかんじ。 たぶん、会いたい人と会って話したい人と話しているからだと思います。

今日はこの間衝撃を受けた言葉について書いておきたいと思います。

それは、友達からのLINEでした。

その友達はいつもわくわくしながら自分の「好き」に向かって行動していて、 たまに会ったときは一緒に面白い企画考えたり働き方生き方について語り合ったりできる大事な大事な友達です。

その子からのLINEの一部。

「何か専門性がほしいな。 そしてゆきちゃんについていって困ってる時に助けたい笑」

 

それは出先でちょっと急ぎながらパッと読んだLINEだったんだけど、 ガツンと私の心に来ました。たぶんほんとに息をのみました。

これだこれ!

 

私は自分を売ってくような専門的なスキルがないことが少しコンプレックスでもあり、 でもスキルばかりを追い求める授業やインターンや仕事などはなんとなく惹かれない気持ちがあって、

「スキル」とか「技術」にたいしてどう考えたらしっくりくるのかまだ分からない状態でした。

でも、一番しっくりくるひとつの考え方がこのメッセージにあったのです。

「この人をたすけたいから」専門性がほしい。

この人のやりたいことを後押しするための

自分が共感できるある人の思いの実現を可能にするための

自分がその人と一緒にやるための 専門性、スキルなら 私もすごくほしいと思える。

料理が作れる、絵が描ける、音楽ができる、ものが作れる、デザインできる、、もっともっとあるけど、全部そうだ。

すごく個人的でいいと思った。たすけたい対象は。

たぶん自分の思いを自分だけで表現して評価される喜びとは全然違う喜びがそこにはあるなあ。

どちらに喜びを感じるかは人それぞれだけど、私は「誰かとともに」の方がいいな。

そしてその喜びを感じる瞬間がない働き方は、あんまりしたくないかもしれないなぁ。

内野で暮らしていたときは、そんな瞬間がたくさんあった。

飯塚さんが米を運ぶ人を探しているから、桜井さんがジャガイモ掘りを手伝ってくれる人を探しているから、「自分の人脈を使って助ける。」

大口さんがコラボ商品を作りたいから、「一緒にアイデアを出すことで助ける。」

ツルハシブックスに来た大学生がやってみたいことを「一緒にイベント企画をすることで助ける」。

こういう時出る馬力はなんなんだろう。 ほんとにすごいパワーが出る。見返りの求めていないパワーが出る。

いいなぁ。 この人が困ったときに自分が力になれるように頑張ろう。 って人が、私には何人もいる。 頑張ろう、ってほんとにほんとに思えた。