19歳に届けたい
2016年6月9日のブログ*
2016年6月8日。コメタクの挑戦が始まりました。
飯塚商店改装のためのクラウドファンディング。
私なりにこの挑戦について感じることを書こうと思います。
私は今、内野に住んでいません。
内野には好きな人がいて、好きな場所があって、好きな食があって、ああ、豊かな暮らしだったなあ、また住みたいなあと思うのですが。
それはあくまで、私にとって。内野で暮らしたことのない多くの人にとって、「内野」の町自体が、そういう存在になることは無理があると思います。
でもいいのです。だって、それぞれが暮らしている町で「好き」と「隙」を増やしながら豊かに暮らすことはできるし、むしろそうなってほしいのです。
じゃあなんで、「内野」の「飯塚商店」を改装するのか?
それは、19歳のためです。(もしくは19歳マインドを持った人かなあ)
19歳が内野の飯塚商店に出会ってほしいのです。
自分の19歳を思い出してみてください。
人それぞれだとは思いますが、それまでと比べて自由になり、その分自分で決めて進むことも多くなる時期でしょう。
私は世界がぐんと広がってそれに感動すると同時に、「がんばらなきゃ」という切迫感みたいなものも感じていたのも覚えています。
生活も授業もサークルもバイトも進路も、そのひとつひとつの選択が「正解」なのか不安でした。
でもその正解とは、「一人で生きていけるようにしていくための正解」だったような気がします。
そんな風に正解を追い求める中で、忘れていたことがあったんじゃないか。
日々の大切さ。「丁寧に暮らす」ことが生む感性の豊かさ。
好きな誰かや好きな何かが暮らしの中にあるって、こんなに幸せなんだ。
偶然、飯塚商店に出会うことで、19歳にそんな気づきが与えられたら。
そこから19歳の暮らしがちょっとずつ変わっていったなら。
その先は具体的にはわからないけれど、その瞬間を作り出すことに大きな価値を感じます。
内野の飯塚商店は、電車のアクセスもよく、新潟大学も近くにあります。
なぜか若い人がどんどん集まってくる「ツルハシブックス」も近くにあります。
改装された飯塚商店の場の力と、コメタクの力が加わったらきっと、
19歳に大きな価値を届けられると思うのです。
19歳を経験したことのあるすべての皆さんに。
次世代に、19歳に、暮らしの大切さを伝える飯塚商店を届けませんか?
応援よろしくお願いいたします。https://faavo.jp/niigata/project/1381