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おかかとこんぶ

東京と新潟を行ったり来たり。読んで、食べて、話して生きる日々と考えたこと。23歳。

あわしまかぞく

2016年5月のブログ*

 

GWの思い出を書きます。

GWは新潟にいたのですが、

実は、いろいろあって、1泊2日で新潟県村上市にある小さな島、「粟島」に行ってきました。

岩船港から船で1時間半揺られて、粟島の港に着くと、粟島村の人々が旗を振って迎えます。

漁船も船と並行しながら手を降ってくれたのはよかったなあ。

GWは1年に一度の島開きというお祭りなので、歓迎の仕方もものすごいのです。

お祭りでは、豊かな粟島の海の幸が売られたりイベントがあったりします。

私は実は1人で行ったのですが、1人の漁師さんを紹介してもらって、その方の出店を手伝ったり、おうちに泊めてもらったりしました。

・・・そして粟島で一番の衝撃は、

広い海でも、人口300人の島の自然でも、採りたて鯛のおいしさでもなく、(もちろん鯛は美味しすぎました)

その漁師さんの家でした。

家に行くと、何人もの人が迎えてくれたのですが、

そのほぼ全員が、本当の家族ではなく・・・

でも当たり前のようにリビングにいたり、楽しく談笑したりしています。

???

なんだろうこの不思議な家は。

広いお家ですが、公共の施設というわけでもなく、普通の民家です。

最初に人懐っこく話しかけてくれた高校1年生のみずきくんは、「潮風留学」という制度で中学校時代を親と離れて粟島で過ごしたそう。

今では山形の高校に通っていますが、GWだけ粟島に遊びに来ていたそうです。

中学校時代に仲良くしていたここの漁師さん、神丸さんとは師匠と弟子のような仲だそう。

何度もお家に泊まったりいろんなことを教えてもらったと言います。

そんな神丸家の今日の夕食は、なんと10人以上で!

神丸さんの本当の家族は今日は奥様だけなので、家族でない人がほとんど。

そして、その中で中学生の子供たちが4,5人。皆、潮風留学の子達だそう。

当たり前のように夕食の準備をして、一緒に食べて、話して笑って、片付けて……

もう、完全に家族でした。

その子供たちの神丸さんへの信頼と親しみ度に、私はなんだかもう感動してしまって、

ぶっきらぼうで漁師らしい漁師である神丸さんに興味津々。

夕食後にお話を聞きましたが、
すごく学びあるお話でした。

この出会いが、景色が、体験が、

どんなふうに子供たちの心に残っていくかを考えたら、

苦しくなるくらい大切な存在だと思ったから、

ああこの景色を皆に見てほしいと思いました。

神丸さんという、粟島から出たことがない生涯漁師をやっている荒くてぶっきらぼうで優しい人。

神丸さんの生き様を目の当たりにしたことがある子供たちが、これからその存在を知っているというだけでどれだけ助けになるか…

そして、神丸さんは紛れもなくその子たちの第二の親でした。これからも子供たちが成長するのを見守っていくのでしょう。

飯塚さんも私にとってかぞくで、
ずっとその存在が支えになると思いますが、中高生ならなおさら。


小さな島あわしまで、
大きな意味での「かぞく」を感じた2日間でした。

お世話になった皆さん、ありがとうございました!!